ここ数年で利用者数急速に増加しているVPSサービス。具体的には、さくらのVPSやConoHaなどが有名です。
とはいえ、世間一般的には、誰でも知っているサービスとは言いがたく、VPSときいても使用方法や用途がパッとわからない人も多いかと思います。
本記事では、そんな初心者の方向けにVPSの活用方法をご紹介していきます。
VPSでできることには、以下があります(*この他にも色々あります)
- WordPressを超高速で動作させられる
- webサーバーが構築できる
- バックアップサーバーだって作れちゃう
- チャットサーバー&メールサーバーが作れる
WordPressを超高速で動作させられる
もちろん、WordPressは共用サーバーでも運用できますが、VPSのWordPressであればkusanagi(クサナギ)という、WordPressを超高速で動作させる仮想マシンが利用できます。
webサーバーが構築できる
VPSではLAMP環境やLNMP環境によるwebサーバー構築も可能です。上級者向けですが、Webサーバーを最初から構築して勉強してみたいといった方にはおすすめの使い方です。
バックアップサーバーだって作れちゃう
VPSの使い道として割と多いのが、「webサーバーを使って運営しているサイトのバックアップファイル(データ)の保存」です。つまり、トラブルに備えたバックアップサーバーとしての使い道です。共用レンタルサーバーにもバックアップ機能はあるものの、別料金設定となっていたり、バックアップがとれる期間に(大体2週間など)制限があるので、VPSのほうが安心です。
チャットサーバー&メールサーバーが作れる
VPSなら、teamspeak3やMumbleなどの音声付きのチャットサーバーも簡単に作れます。
teamspeak3やMumbleは自分のパソコンにも入れられますがゲームしながらteamspeak3やMumbleも利用しようするとメモリ不足になりがちなものです。格安VPSを使って音声チャットサーバーを構築した方が、よりさくさく楽しめます。
また、メールサーバーも、VPSなら自分で作ることができます。
VPSで自分独自のメールサーバーを作れば、SPAM判定されにくく、1つのサーバーで複数の独自ドメインのSSLを扱ったメールの送受信だって可能になります。セキュリティ面も自分で構築できるので勉強にもなります。